Claude CodeとDexScreener MCPで草コインを自動スクリーニングする完全ガイド【2026年版】
「Solanaの新規上場トークンを毎日チェックしたいけど、数百ペアを手動で確認するのは無理…」
そんな悩みを抱えるトレーダーは多いはずです。
DexScreenerは50以上のブロックチェーン・数百のDEXをリアルタイムで横断表示できる最強の無料ツールですが、毎日手動でフィルタリングし続けるのには限界があります。
そこで今回紹介するのが、Claude CodeにDexScreener MCPを1行コマンドで接続して、草コインのスクリーニングをAIに丸投げする方法です。
自然言語で「Solanaの新規上場で流動性10万ドル以上のトークンを教えて」と入力するだけで、Claudeがリアルタイムでスキャンして結果を返してくれます。コードを書く必要はありません。
本記事では、インストールから実践的なスクリーニング条件、他のMCPとの組み合わせまで、コピペで使えるプロンプトテンプレート付きで解説します。
第1章 DexScreener MCPとは何か
DexScreenerの基本おさらい
DexScreenerは、Ethereum・Solana・Base・Arbitrumなど50以上のチェーンにまたがる数百のDEX(分散型取引所)をリアルタイムで一括監視できるオンチェーン分析プラットフォームです。
主な特徴は以下の通りです。
- 価格・流動性・出来高・FDV(完全希薄化後評価額)をリアルタイム表示
- 新規上場ペア(New Pairs)の即時検出
- トレンドトークンのランキング表示
- ブーストされたトークンの特定
- 無料APIが公開されており、300リクエスト/分まで利用可能
個人投資家からプロのトレーダーまで広く使われているツールですが、これまではブラウザで手動操作するのが前提でした。DexScreener MCPはそのAPIをClaudeと繋ぎ、AIが代わりにスキャン・分析・報告してくれる仕組みを実現します。
MCPとは?(30秒でわかる解説)
MCP(Model Context Protocol)は、Claude Codeに外部ツールを「手」として接続するための規格です。
MCPを使うと、Claude CodeはDexScreenerのAPIを直接呼び出せるようになります。APIキーの設定も、ブラウザ操作も、コードを書くことも不要。日本語で指示するだけでDexScreenerの全機能が使えます。
DexScreener MCPでできること一覧
| 機能 | できること |
|---|---|
| トークン・ペア検索 | 銘柄名・シンボル・コントラクトアドレスで横断検索 |
| 新規上場検出 | New Pairsから作成日時・流動性でフィルタリング |
| トレンド取得 | 現在バズっているトークンのリアルタイムランキング |
| ブーストトークン特定 | プロモーション中・注目度急上昇トークンの特定 |
| 複数トークン一括比較 | 最大30トークンを同時に取得・比較 |
| トークンプロファイル取得 | プロジェクト詳細・ソーシャルリンク・監査情報 |
| チェーン別フィルタリング | Solana・Base・Arbitrumなど特定チェーンに絞って検索 |
| Hyperliquid対応 | Hyperliquid上のペアデータも取得可能 |
第2章 1行コマンドでインストール(Claude Codeデスクトップ版)
前提条件の確認
インストール前に以下を確認してください。
- Claude Codeデスクトップ版がインストール済み
- Node.js(v18以上)がインストール済み
- ターミナル(コマンドプロンプト / PowerShell)が使える
Node.jsのバージョン確認は以下のコマンドで行えます。
node -v
v18以上が表示されていればOKです。インストールされていない場合はNode.js公式サイトからダウンロードしてください。
インストールコマンド(コピペ1行)
ターミナルを開き、以下のコマンドを実行するだけです。
claude mcp add dexscreener -- npx -y @openSVM/dexscreener-mcp-server
このコマンド1行で、DexScreener MCPサーバーのダウンロードからClaude Codeへの登録まで自動で完了します。
インストール後、正しく認識されているかを確認するには以下を実行します。
claude mcp list
dexscreenerが一覧に表示されていれば成功です。その後Claude Codeを再起動してMCPを有効化してください。
動作確認:最初のひと言
Claude Codeを再起動したら、チャット欄に以下を入力してみてください。
Solanaで過去24時間の出来高上位10ペアを、出来高・流動性・価格変動率付きで教えて
Claudeがリアルタイムでデータを取得し、表形式で回答すれば接続成功です。
第3章 基本操作:自然言語でスクリーニングする
トークン・ペアを検索する
まず最も基本的な検索操作から見ていきましょう。コントラクトアドレスでも銘柄名でも検索できます。
「AI」というキーワードを含むSolana上のトークンを、流動性の高い順に10件表示して
コントラクトアドレス「So11111111111111111111111111111111111111112」のトークン情報を教えて
新規上場トークンを自動チェックする
草コイン投資で重要なのは「早期発見」です。New Pairs機能を使うと、流動性が追加されたばかりの新規ペアをリアルタイムで検出できます。
過去6時間以内にSolanaで新規上場したペアを、流動性5万ドル以上・出来高10万ドル以上の条件で絞り込んで一覧表示して
過去24時間以内にBase上で作成された新規ペアのうち、FDVが500万ドル以下のものを教えて
トレンドトークンを取得する
市場全体でバズっているトークンを素早く把握するには、トレンドエンドポイントが便利です。
今Solanaでトレンドになっているトップ10トークンを、出来高・騰落率(1時間/24時間)・流動性付きで表示して
現在DexScreenerでブーストされているトークンを全チェーン横断で教えて。ブースト理由やプロジェクトの概要も含めて
複数条件でフィルタリングする(基本テンプレート)
複数の条件を組み合わせることで、より精度の高いスクリーニングが可能になります。
以下の条件でSolana上のトークンをスクリーニングして:
・流動性:10万ドル以上
・24時間出来高:50万ドル以上
・FDV:1,000万ドル以下
・作成日時:7日以内
結果を表形式で、出来高/流動性比が高い順に並べて
第4章 実践スクリーニング:ラグプル・詐欺コイン除外フィルター
草コイン投資で危険なシグナルとは
DexScreenerが取得できるデータの中には、リスクを事前に察知するためのシグナルが含まれています。以下の項目は特に注意が必要です。
| 危険シグナル | 判断基準 | 意味するリスク |
|---|---|---|
| 流動性が極端に少ない | 流動性5万ドル未満 | 少額の売りで価格暴落・抜き取りリスク |
| 出来高/流動性比が異常 | 24h出来高が流動性の50倍超 | 人為的な出来高操作の疑い |
| FDV/流動性比が高すぎる | FDVが流動性の1000倍超 | 流動性ロックなしのラグプル候補 |
| 取引件数が極端に少ない | 24h取引件数100件未満 | 実需のないゾンビトークン |
安全性チェックをClaudeに依頼するプロンプト
このトークンアドレス「[アドレスをここに貼る]」について以下の観点で安全性を評価して:
1. 流動性の絶対額と安定性
2. 出来高/流動性比(異常な操作がないか)
3. FDV/流動性比(ラグプルリスク)
4. 取引件数の推移(直近1時間・6時間・24時間)
5. 総合的なリスク評価:低・中・高で判定して理由も説明して
スクリーニング条件テンプレート集(コピペ用)
第5章 他のMCPとの組み合わせ:調査〜判断〜取引まで一気通貫
DexScreener MCPの真価は、他のMCPと組み合わせたときに発揮されます。スクリーニングから深掘り調査、そして実際の取引まで、すべてClaude Codeの中で完結させることができます。
✅ DexScreener MCP + Perplexity MCP|発見→深掘りリサーチ自動化
活用シナリオ:DexScreenerでホットトークンを発見後、Perplexity MCPでプロジェクトの信頼性・チーム・監査履歴を自動調査し、投資判断レポートを作成する。
DexScreenerでSolanaのトレンドトップ5トークンを取得して。
それぞれについてPerplexityで以下を調査してレポートにまとめて:
・プロジェクトの概要と公式サイト
・チームの透明性(ドックスか匿名か)
・スマートコントラクト監査の有無
・SNS(Twitter/Discord)の活動状況
・直近のニュースや評判
最後に「投資検討度:A/B/C」でランク付けして
✅ DexScreener MCP + Hyperliquid MCP|発見→即取引一気通貫
活用シナリオ:DEXで急騰しているトークンがHyperliquidに上場しているか確認し、そのままレバレッジポジションを建てる。
DexScreenerで直近1時間に+30%以上急騰したSolanaトークンを探して。
その中でHyperliquidに上場しているものを確認して、
ファンディングレートと現在の未決済建玉(OI)を教えて。
ショートが優勢な場合は取引機会として詳しく分析して。
✅ DexScreener MCP + Bitget API|CEX-DEX価格差アービトラージ
活用シナリオ:同じトークンのDEX価格とBitgetのCEX価格を比較し、価格差が一定以上ある場合に裁定取引を検討する。
DexScreenerでSolanaの主要ミームコイン(BONK・WIF・POPCATなど)の現在価格を取得して。
Bitget APIで同じトークンのスポット価格も取得して、
CEXとDEXの価格差率を計算して。
差が0.5%以上あるものをリストアップして、アービトラージ機会として評価して。
✅ DexScreener MCP + gmtrade|ファンディングレート両建て戦略
活用シナリオ:DexScreenerでSolanaのスポット価格を確認しながら、gmtradeのファンディングレートと組み合わせてデルタニュートラル戦略を立案する。
DexScreenerでSolana上位10銘柄の現在スポット価格と24h出来高を取得して。
gmtradeで同銘柄のファンディングレート(現在・8h平均・24h平均)を確認して、
ファンディングレートがプラスで高い銘柄について
「スポット買い + Perp売り」の両建て戦略の期待収益を試算して。
組み合わせ別ユースケース早見表
| 組み合わせ | 実現できること | 難易度 |
|---|---|---|
| DexScreener + Perplexity | 発見→リサーチ完全自動化 | ★☆☆ |
| DexScreener + Hyperliquid | 発見→レバレッジ取引一気通貫 | ★★☆ |
| DexScreener + Bitget | CEX-DEXアービトラージ検出 | ★★☆ |
| DexScreener + gmtrade | ファンディングレート両建て戦略 | ★★★ |
第6章 自動監視ワークフローを構築する
定点観測プロンプトを作る
毎朝同じプロンプトをClaude Codeに送るだけで、市場の朝活レポートが自動生成されます。
【朝活スクリーニングレポート】
以下を調べてまとめて:
1. Solana・Base・Arbitrumそれぞれのトレンドトップ3トークン(出来高・騰落率付き)
2. 過去24時間以内に新規上場した注目ペア(流動性10万ドル以上)
3. 現在ブーストされているトークンで特に注目すべきもの
4. 昨日から本日にかけて最も価格変動が大きかった草コインTop5
表形式でわかりやすくまとめて
Claude Codeのシェルスクリプト化で定期実行
毎日の実行を自動化するには、Claudeコマンドをシェルスクリプトに組み込み、Windowsのタスクスケジューラで定期実行する方法が使えます。
# Windows PowerShell例(daily_screen.ps1)
$prompt = "Solanaのトレンドトップ10を流動性・出来高・騰落率付きでCSV形式で出力して"
$result = claude --print $prompt
$result | Out-File -FilePath "C:\crypto-report\$(Get-Date -Format 'yyyyMMdd').csv" -Encoding UTF8
Write-Host "スクリーニング完了:$(Get-Date)"
このスクリプトをタスクスケジューラで毎朝7時に実行設定すれば、起動したときにはレポートが出来上がっています。
条件監視:特定基準を超えたら通知する
以下の監視条件を確認して、該当するものがあれば詳細を教えて:
・Solanaで直近1時間に出来高が前時間比3倍以上に急増したトークン
・流動性が突然50%以上減少したトークン(ラグプル警戒)
・新規上場から24時間以内に流動性100万ドルを超えたトークン
該当なければ「異常なし」と報告して
第7章 注意点・リスク管理
DexScreener MCPの現在の制限
DexScreener MCPは非常に強力なツールですが、以下の点は理解しておく必要があります。
- スマートコントラクト監査情報の限界:DexScreenerのデータだけでは、コントラクトの脆弱性や悪意のあるコードは検出できません。重要な投資判断にはRugCheckやTokenSnifferでの追加確認を推奨します
- ホルダー集中度は非取得:特定ウォレットへの集中保有データは、DexScreener APIでは取得できません。Solscanなど別ツールでの確認が必要です
- APIレート制限:DexScreener APIは300リクエスト/分が上限です。大量スクリーニング時はバッチサイズに注意してください
- データの遅延:ブロックチェーンの確定に数秒〜数十秒の遅延が生じることがあります
草コイン投資固有のリスク
Claude CodeとDexScreener MCPはあくまで情報収集・分析の効率化ツールです。以下の点は常に意識してください。
- スクリーニングで発見したトークンに必ず投資すべき理由はない
- 1銘柄への集中投資は避け、ポートフォリオ全体の2〜5%以内に収める
- 「Claudeがすすめた」であっても損失リスクはゼロではない
- 取引所に送金する前に必ずコントラクトアドレスを公式ソースで確認する
まとめ:DexScreener MCPが変える草コイン投資の流れ
DexScreener MCPをClaude Codeに接続することで、これまで手動で数時間かかっていた草コインのスクリーニング作業が、自然言語の指示だけで数秒〜数分に短縮されます。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| インストール | claude mcp add dexscreener -- npx -y @openSVM/dexscreener-mcp-server の1行だけ |
| 基本操作 | 日本語で「Solanaのトレンドトップ10を教えて」と入力するだけ |
| 応用スクリーニング | 流動性・出来高・FDV・作成日時を組み合わせた多条件フィルタリング |
| 安全性チェック | ラグプルシグナルをClaudeに自動評価させるプロンプト活用 |
| MCP組み合わせ | Perplexity・Hyperliquid・Bitget・gmtradeと連携して調査〜取引を一気通貫 |
次のステップとして、DexScreenerで発見したトークンをPerplexity MCPで自動リサーチする方法も合わせてご覧ください。
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